

1987年、日本で知り合った留学生の帰省に同行して初めてタイ東北地方の村を訪れました。村人や子どもたちが初めてみる日本人をあたたかく迎えてくれました。
しかしここはタイで最も貧しい地域で、小学校を出ただけで働きに行かされる子どもも多いと聞き、胸が痛みました。
中学校に通うのに必要な額を尋ねると、その額は年に約1万円とのこと。「これならわたしにもできる!」という思いで始めたのがダルニー奨学金です。この名前は村で親しくなった女の子、ダルニーちゃんからもらいました。
国同士の「国際」援助ではなく、「民と民」の結びつきによる支援という思いで、「民際」を団体名とし、政治、宗教にかかわりのない日本のNGOとして活動しています。始めるにあたっては、どういう支援が子どもたちに一番役立つか、タイ側とじっくり話し合いました。
お金や物では依頼心をおこさせてしまうかもしれない。だから自立心を育て、卒業後は故郷の発展に貢献し、貧困をなくすためには、やはり「教育」が最善んである、との結論に達しました。
(民際センター 秋尾晃正 理事長 より引用)

























